キッズクラスは、小学生以下を対象とした子供達のレッスンになります。子供の体力は、年齢差で大きく違います。また、同じ年齢の子供と比較しても体力の違いは様々です。そんな体力の違いがある子供達は皆で一緒に練習をします。初めからできる子供とできない子供がいます。しかし、継続して練習をしていくうちに自然と体力は増進します。始める動機で子供の体力を上げてあげたいと思うでしょう。練習を継続すれば子供の体力は自然に上がります。

ブラジリアン柔術の特徴のひとつに「知力」を使うということがあります。それはどういうことなのか？寝技主体のブラジリアン柔術の要素に「リアクションに応変」する場面が常にあります。寝技の攻防はとても展開が多く、繰り出す技が無数にあります。自分から技を仕掛ける場合もあれば、相手の技を読んで動く場合もあります。瞬時に脳を動かし、適切な技や動作を瞬時に行う必要が出てきます。人間の動作にも理論と傾向があります。ブラジリアン柔術はそれらを練習でたくさん学び、脳を動かします。状況判断が瞬時にできるようになる＝知力の向上になります。これは防衛反応の一つで、事故を未然に防ぐ動作にも役に立ちます。

ブラジリアン柔術の技は多種多様です。そのすべてを習得するには大人でも相当の年数が必要になります。キッズ柔術で練習するテクニックは、基本動作に多く時間を使います。基本動作といってもこれもまた習得するには練習を多く重ねないといけませんが、正しい動作を適切な時にできるようになることがテクニックを身につける最大の要素です。また、基本動作を使えるだけでも格闘技を知らない大人が相手であれば身を守ることができるようになります。